業務用冷蔵庫の故障原因とは
業務用冷蔵庫の故障原因の大半は経年劣化によるパーツの故障です。
冷蔵庫はファンやコンプレッサーなど、冷蔵機能を発揮するために
大きく負荷を掛けるパーツで構成されています。
そのため、どうしてもパーツの劣化が発生し、故障に繋がってしまいます。
もちろん丁寧に使うことで劣化を遅らせることはできますが
あくまで電化製品ですのでいつかは故障します‥
これって故障?業務用冷蔵庫故障のサイン
冷蔵庫の温度調整がうまくいかない
コンプレッサーやファンに異常があると考えられます。
特にコンプレッサーに異常が発生した場合は修理をするにも高くつく場合も‥
電源が入らない
まずはプラグがコンセントにしっかりと刺さっていることを確認しましょう。
冷蔵庫自体の移動などにより思わずプラグが抜けている場合もあります。初歩的ですがありがちな原因です。
プラグがしっかりとささっていないために電源供給が行われていない場合もあります。
半刺しのような状態ではないことを確認しましょう。
次に主電源がONになっているかを確認しましょう。
メーカーによって主電源の位置は異なりますがフロントパネルなどに設置されています。
次に運転モードを確認しましょう。こちらもメーカーによって表記は様々です。
パネルのモニター部に表示される情報をもとに取扱説明書やメーカーのサポートページを頼りにしっかりと冷蔵モードになっていることを確認しましょう。
電源を入れてすぐの場合は準備運転状態の場合もあります。
その場合は少し間をおいてから正常に運転しているかを確認しましょう。
これらを試しても電源が入らない場合は電源系統に異常もしくは断線が発生しています。
こちらの場合、冷蔵庫内のどの部分に問題があるかの原因追及は専門知識がある人でないと難しいです。
業務用冷蔵庫の掃除・メンテナンスの頻度は?
食品を補完する庫内やドアの取っ手の部分は1週間に1度軽くでいいので掃除を行いましょう。
食品を扱う以上汚れは溜まっていくものです。
放置すると臭いや雑菌の繁殖の原因になります。
冷蔵庫の中身が減ってきて補充するタイミングなどでまめに掃除を行いましょう。
棚板は外せる仕組みになっているので、外して清掃を行うとやりやすく掃除の精度も上がります。
外装もサッと吹いてほこりを落とす程度のことは1週間に1回やりましょう。
汚れが付着していることに気づいた場合は適宜掃除しましょう。
フィルターはほこりが溜まりやすい場所ですので1月に1,2回は清掃を行いましょう。
冷却性能に関わる場所ですのでこまめな清掃が電気代の節約につながります。
機種によってはフィルター清掃時期を教えてくれるランプが搭載されているものもあります。
パッキンは汚れが目立つ場合に掃除をしましょう。
半年~1年に1回はパッキンを外して清掃を行えると良いです。
業務用冷蔵庫の掃除方法を場所別に解説!
庫内 棚網
庫内の食品をすべて取り出し、棚網を取り外して清掃しましょう。
どちらも逆性石鹸や除菌スプレーを含ませたふきんなどで隅々まで掃除を行ってください。
拭き終わったら5~10分ほど放置し、水を含ませた別のふきんで拭きなおしましょう。
最後に水気がなくなるまで乾拭きを行いましょう。
取っ手 外装
基本的には庫内と同様で逆性石鹸や除菌スプレーを含ませたふきんで拭き、水を含ませたふきんで拭き、乾拭きをします。
電源部分の水拭きは感電などを引き起こす可能性があるので乾拭きだけにしましょう。
また、扉に塗装がある場合一般的なステンレスクリーナーを使用した際に剝がれの原因になります。
他部分の清掃にも使える逆性石鹸や除菌スプレーの使用がおすすめです。
パッキン
こちらも庫内と同様に逆性石鹸を含ませたふきんで拭き、水を含ませたふきんで拭き、乾拭きをします。
パッキンは取り外しが行えるため、汚れがひどい場合やガッツリ清掃を行いたい場合は取り外して掃除しましょう。
取り外して掃除を行う場合も逆性石鹸を用いた清掃が有効です。
ただし、パッキンは使用する洗剤によっては劣化の原因になります。
アルカリ性や酸性の洗剤・一部の除菌スプレーなどは使用を控えましょう。
また、40度以上のお湯を使用することも劣化・ヒビ割れの原因になるのでやめましょう。
ドレンホース
庫内の排水口に少量ずつ水を流すようにしてください。
ホコリやゴミがたまることでドレンホースの詰まりのもとになります。
水漏れを防ぐため、こまめな清掃を心がけましょう。
フィルター
フィルターを取り外し、水か中性洗剤を混ぜたぬるま湯で洗いましょう。
ホコリや汚れを落としたら完全に乾くまで干した後にセットしましょう。
後述するコンデンサーを守る箇所なのでこまめな清掃を行いましょう。
コンデンサー
分解を行い薬品を使った洗浄を行いますが、店舗に設置した状態で洗うことは難しいです。
また、電源周りの部品になりますので下手に清掃を行うことで故障の原因になることも…
清掃を受けてくれる業者に依頼する方が安全ですが費用はどうしてもかかってしまいます。
そのため、コンデンサを守るフィルターの清掃をまめに行うことでコンデンサ自体が汚れにくい環境を作ることが大事です。
コンプレッサー
コンプレッサーは冷蔵庫の裏面に設置されていることが多く、大型のものが多い業務用冷蔵庫では掃除すること自体が難しいです。
キャスターがついているタイプの冷蔵庫であればマシですが労力はかかります。
コンプレッサーは冷却に関わる部分ではありますが、よほど劣悪な環境でもなければ動作します。
そのため、冷却性能が悪くなった場合のみ清掃を行えば大丈夫です。
清掃方法としては、一度プラグをコンセントから抜き、コンプレッサーについているホコリを掃除機で吸い込みます。
ブラシノズルがある掃除機だとホコリが落としやすく掃除がしやすいです。
故障した業務用冷蔵庫は修理か買取かどちらが良いのか?
結論から申し上げますと買取もしくは引取後に買い替えを行うことが賢い選択です。
修理を行い、パーツを換装したとしてまた別のパーツが故障する‥
経年劣化による故障は全体的なパーツの劣化が考えられます。
何度も何度も修理をする必要があることを考えると
いっそ買い替えてしまったほうがお得です。
その際は故障した冷蔵庫の処分を考える必要があります。
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