東京の山谷に1968年に夫婦で始めた小さな喫茶店は今ではスタッフ15人を抱えるコーヒー自家焙煎のカリスマと呼ばれています。
その「カフェ・バッハ」に学ぶところがたくさんあるので「コーヒー焙煎の技術」と関係のない人たちもその哲学を見ていきましょう。
山あり谷あり
カフェ・バッハが創業して間もなく前面の道路のバスレーンの影響で立地が悪くなり客足が激減したため、このピンチを乗り切るために自家焙煎コーヒー店へ転換したわけです。
東京の山谷に出店してまさに「山あり谷あり」の船出だったわけですがこのピンチがあったればこそ今のカフェ・バッハがあるのかもしれません。
またそのころコーヒー専門店というとコーヒーの抽出方法はというと「ネルドリップ」方式だったのですが家庭でも本格的なコーヒーを楽しもうということでペーパードリップ方式に変わったことでコーヒー豆の販売を飛躍的に伸ばすことができたそうです。
経営というのはこういう時代の波をどう取り入れていくかも大事なのかもしれません。
信頼と継続
焙煎したコーヒーの試飲をコツコツ積み重ねたり焙煎工程を見える化したりベテランのスタッフを土日に対応に回らせたりと地道な努力が少しずつ信頼を得て定期的にコーヒー豆を注文していただく顧客を獲得していきます。
しかもその顧客がさらに「自分の知り合いにもこのコーヒーを知ってほしい」と贈答用にと購入されることが増えていきます。
こうしたコツコツした信用と品質に対する信頼の輪がコーヒー豆の販売を通して広がっていきます。
ポリシー
- 電話の受け方・・「目の前にお客様がいると思って電話を受ける」
- 基本の挨拶・・「時間帯に合わせて挨拶の言葉使いを変える」
- 注文の受け方・・「注文は必ず復唱。大切なのはお客様と一緒に確認すること」
- 確認が必要なこと・・「常連か新規のお客様か最初に確認する」
- 受話器を置くとき・・「受話器を置くのはお客様が電話を切ってから」
ポイント
- 一に復唱、二に復唱
- お客様の顔をイメージする
- 心に余裕をもつ
- 思い込みミスに要注意
- 基本データも常にチェック
まとめ
結局カフェ・バッハさんが成功したのは地道な努力と継続する仕組みづくりとやはりお客様の輪を広げる日々の積み重ねのようです。
わたしたちもこういう努力を惜しまないようにしたいものです。
コーヒー焙煎機の導入や買取のご依頼お待ちしています
今回のケースのように焙煎機を導入してみたくなった喫茶店のオーナー様は是非無限堂にご相談下さい。
無限堂ではコーヒー焙煎機の中古品や未使用品を格安販売!お店で試してみたい人に向けた丁度いい価格でご提供します。
また、今使っている焙煎機を買い替えたい方や使ってみたけどいまいち…となり処分を検討されている方には出張買取サービスがおススメです。
試しに買った小型焙煎機から本格的な大型焙煎機までどんな品でも最大限の査定価格で対応させていただきます。
愛知・岐阜・三重へのコーヒー焙煎機出張買取は手数料無料!無料査定だけでも是非お試しください。
主なコーヒー焙煎機取扱メーカーはコチラ!
フジローヤル
FMI
その他メーカーの焙煎機ももちろん高価買取します。
コーヒー焙煎機の販売・買取は無限堂にお任せください!
参考資料:旭屋出版 CAFE RES 2021年冬・春号