しかし設備更新や事業縮小、老朽化により、「もう使っていない古い溶接機を処分したい」と考える方も多いでしょう。
ただし、溶接機は家庭ごみとは異なり、自治体の粗大ごみとして出せないケースがほとんどです。
特に愛知県(名古屋市・一宮市・春日井市・小牧市・豊田市など)では、産業廃棄物扱いとなるため、処分には注意が必要です。
この記事では、愛知県内での溶接機処分方法や費用相場、
不法投棄トラブルの実例、さらに「売れる溶接機」を見分けるポイントまで詳しく紹介します。
溶接機の種類と処分時の注意点

| 種類 | 特徴 | 主な使用現場 |
|---|---|---|
| アーク溶接機 | 最も一般的。電気のアーク放電を利用。 | 鉄工所・建設現場 |
| 半自動溶接機(CO2/MAG) | ワイヤーを自動送給。効率的。 | 製造業・車体工場 |
| TIG溶接機 | 高精度で美しい仕上がり。 | 精密部品・造船業 |
| エンジン溶接機 | 屋外で使用。発電機一体型。 | 建設・土木現場 |
| スポット溶接機 | 瞬間的に金属を接合。 | 板金・自動車関連 |
これらの溶接機は重量があり、金属・電気部品を多く含むため、家庭用粗大ごみとしては処理できません。
特に事業活動で使用していたものは、愛知県産業廃棄物処理条例に基づいて、適正な処理が求められます。
愛知県で溶接機をそのまま捨ててはいけない理由

名古屋市や一宮市などの自治体では、溶接機は「産業廃棄物」に分類され、粗大ごみとして回収してもらえません。
特に事業者が所有していたものは、廃棄物処理法に基づく排出事業者責任を負うため、専門業者への依頼が義務です。
② 不法投棄は重い罰則対象
愛知県内でも、不法投棄が後を絶ちません。
例えば、名古屋市緑区や豊田市近郊の山林などで、機械類を不法投棄した業者が摘発される事例があります。
廃棄物処理法では、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が科されることがあり、依頼主にも責任が及ぶ場合があります。
③ 感電・火災の危険性
内部に電気部品・バッテリーが残っていると、感電や発火の恐れがあります。
自分で分解・切断して処分するのは非常に危険です。
愛知県での溶接機の主な処分方法

愛知県内には、産業廃棄物処理業の許可を受けた専門業者が多数あります。
(例:名古屋市・小牧市・豊橋市など)
【処分の流れ】
- 許可業者に見積もりを依頼
- 現地回収 or 持ち込み
- 処理後、「マニフェスト(管理票)」を受け取る
| 溶接機の種類 | 処分費用(目安) |
|---|---|
| 小型(100V) | 3,000~8,000円 |
| 中型~大型(200V・エンジン式) | 10,000~30,000円 |
| 出張回収費用 | +2,000~10,000円 |
② 鉄くず・スクラップ業者へ持ち込む
壊れていても内部の銅・鉄・アルミに価値があるため、スクラップ買取が可能です。
愛知県内には、名古屋市港区・一宮市・小牧市・豊橋市などに金属リサイクル業者が多く存在します。
【メリット】
処分費用がかからない場合が多い
状態によっては買取価格がつく
【デメリット】
相場変動がある
法人限定の業者もある
【買取相場の目安】
| 種類 | 買取価格 |
|---|---|
| 小型アーク溶接機 | 500~2,000円 |
| 半自動溶接機 | 1,000~3,000円 |
| エンジン溶接機 | 5,000~20,000円(稼働可ならさらに高額) |
③ 名古屋・小牧の買取専門業者に依頼する
もし溶接機がまだ動作する場合は、「処分」ではなく「買取」を検討する価値があります。
愛知県内には、機械工具の買取を専門とする業者が多く、古い溶接機でも再販・輸出用として需要があります。
-
【高価買取が期待できるメーカー】
- ダイヘン(DAIHEN)
- パナソニック(Panasonic)
- デンヨー(Denyo)
- スズキッド(SUZUKID)
- 日立工機(HiKOKI)
- 動作確認ができる
- トーチ・ケーブル・取扱説明書など付属品完備
- 年式が新しい、またはメンテ済み
- 外装のサビ・破損が少ない
【高価買取のポイント】
【実際の買取価格例(愛知県内相場)】
| メーカー | 機種 | 状態 | 買取相場 |
|---|---|---|---|
| デンヨー | GAW-150ES2 | 良好 | 30,000~60,000円 |
| パナソニック | YD-350GB2 | 動作品 | 40,000~70,000円 |
| ダイヘン | CPXD-500 | 稼働可 | 50,000~100,000円 |
④ メーカー・販売店への相談
愛知県内の正規代理店や販売店では、メーカーによる引取サービスを行っている場合もあります。
特にパナソニックやダイヘンなどの製品を取り扱う販売店では、新規購入時の下取りが可能な場合があります。
不法投棄トラブルの実例(愛知県内)

愛知県内でも、産業廃棄物の不法投棄事件は毎年発生しています。
- ● 事例1:名古屋市港区の不法投棄事件
- ● 事例2:一宮市郊外の倉庫撤去時
建設会社が使用済み溶接機や発電機を空き地に投棄。
依頼した下請け業者が無許可だったため、排出元企業にも処分命令+罰金50万円が科された。
廃棄を依頼した業者が適正処理をせず、スクラップを放置。
依頼主が「確認を怠った」として行政指導を受けた。
愛知県で処分する際の法律・義務

**「排出事業者責任」**が明確に定められています。
「事業活動に伴って生じた産業廃棄物は、事業者自らの責任において適正に処理しなければならない」
そのため、廃棄物を処理する際は必ず
- ・許可番号を持つ業者を利用
- ・マニフェストを発行・保管(5年間義務)
が必要です。
愛知県庁や名古屋市の公式サイトでは、許可業者の一覧が公開されています。
依頼前に確認しておくと安心です。
愛知県での処分費用を抑えるコツ

- 複数業者に見積もりを取る(相見積もりで費用差が数万円出ることも)
- 動作品は買取査定に回す
- 複数台まとめて処分することで回収費用を軽減
- 金属部品を事前に分別してリサイクルに回す
「工場閉鎖・移転時にまとめて引き取り」などの相談にも対応しています。
処分と買取、どちらが得か?

| 状態 | おすすめ方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 動作する・付属品あり | 買取 | 高価買取が可能(再販・輸出ルートあり) |
| 壊れている・錆びあり | スクラップ買取 | 金属として価値あり |
| 完全故障・部品欠品 | 廃棄物処理業者 | 安全・法令順守 |
| 大量一括処分 | 一括買取業者 | コスト削減・現地査定可能 |
愛知県での処分費用を抑えるコツ

誤った方法で処分すると、罰則や環境問題につながる恐れがあります。
-
しかし、
- ・ 動作する溶接機なら「買取」でお得に
- ・ 壊れていても「金属リサイクル」で資源化
- ・ 不要品が多い場合は「一括引取」で手間削減
コストも安全性も両立できます。
名古屋・一宮・小牧など愛知県内で溶接機の処分を検討している方は、
まずは信頼できる買取・処分業者に相談してみてください。
不要になった溶接機も、正しく処分すれば「資源」として再び活かすことができます。